泊港と安里栄町の間にある崇元寺通り。その通りにある旧崇元寺の石門は国の重要文化財に指定されており、琉球王国の歴史を語る上でとても重要な場所となっている。崇元寺は、歴代国王の位牌が祀られている、琉球王国の国廟であった。国廟の他にも様々な役割を担っており、1933年に国宝として指定されていたが、沖縄戦で建物が焼失し、崇元寺石門も被害を受けた。1952年に、在琉米軍や地元民の寄附金によって修復され、現在の石門となっている。1955年に琉球政府の特別重要文化財として指定され、本土復帰した1972年に重要文化財に指定。石門の奥には大きなガジュマルが存在感を放っており、建物が立ち並ぶ那覇の街並みの中で、自然と歴史の風を感じられるスポットだ。
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