かつて沖縄を走り「ケービン」の愛称で知られた軽便鉄道。那覇から与那原・糸満・嘉手納と3方面に敷設された路線の中でも一番最初に開通した「与那原線」。その終着駅だった与那原駅舎を再建した場所に作られた展示資料館です。沖縄戦で廃線になった後も、駅舎は役場などに姿を変え、地域の復興を支えてきた。2014年に再建され、当時の9本の柱を残し、新しい与那原駅舎が展示資料館として生まれ変わっている。切符を模した入館券で切符切りを体験して入館すると、そこには当時の貴重な写真や大型パネルでの展示の他、子ども向けを含め3種類用意された「与那原軽便物語」という映像コンテンツもある。VRやARを使い、実際に当時の駅舎や与那原の町並みなどの再現を見ることができたり、自分で塗ったぬりえを動かして遊びながら学ぶこともできる。オリジナルグッズの販売や、軽便鉄道制帽を被っての記念撮影も可能。子どもから大人まで楽しめるように工夫された展示を通して、軽便鉄道について、与那原町、そして沖縄県の歴史についても学ぶことができる施設だ。
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